眼医器協ニュースVol.89
国内展示会報告
展示委員会 委員
日本アルコン㈱ 船木 建彦
学 会 長 |
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 |
学 会 場 | 長崎ブリックホール、長崎新聞文化ホール・アストピア |
展 示 会 場 | 長崎ブリックホール 2F ホワイエ、3F ラウンジ |
学会開催期間 | 2019年12 月 6 日(金) ~ 8 日(日) |
展示開催期間 | 2019年12 月 6 日(金) ~ 8 日(日) |
出 展 社 数 | 35社 93小間 |
学会登録者数 | 約1,400人 |
第58回日本網膜硝子体学会は、12月6日~8日の3日間、日本における西洋医学発祥の地である長崎の長崎ブリックホール、長崎新聞文化ホール・アストピアの2施設を利用し開催されました。
また、隔年開催の第4回日台ジョイントミーティングも同時に開催されました。
日本網膜硝子体学会として昨今は東京、京都での開催が主流でしたが、2012年に甲府で開催して以来、7年ぶりの地方開催となりました。地方開催にも関わらず、最終的な学会登録者数は「約1400名」となり、学会は成功裏に閉会を致しました。
今回併設機器展示の出展社数は35社となり会場の都合により、長崎ブリックホールの2Fホワイエ:基礎小間展示と3Fラウンジ:島小間展示の2ヶ所に分散しての開催となりました。このような会場利用の為、計画当初から展示委員会としてはどちらか片方の会場への来場者の偏りや、3Fラウンジ会場への集客の難しさを懸念しておりました。その解決策の一つとして、今回、名古屋国際会議場で開催された「第69回日本臨床眼科学会」の分散展示以来となる試みとしてスタンプラリーを実施させていただきました。
このことにより
- 両会場への相互往来
- 出展企業と参加医師、医療従事者の方とのコミュニケーション
- 各出展企業ブースへの来場
を多少なりとも促進し、出展企業の皆様方のマーケティング活動の一助となり得ましたら誠に幸いに存じます。何分、委員会としても久し振りの試みでしたので、運営面において至らない点も多かったかと存じます。特にスタンプラリーの参加条件が、医師又は視能訓練士、看護師等の学会登録された医療従事者のみであり、企業の学会登録者は参加不可である点が十分に周知徹底できなかったことなどは反省点と考えております。また、その効果は今後詳細に分析する必要があると考えております。
出展企業の皆様にとりまして、学会併設展示がこれまで以上に実り多いものにしていただく為、皆様方が感じられた問題等ありましたらどのような些細な問題でも結構ですので忌憚のないご意見を頂戴できましたら幸いです。
最後になりますが、学会全般を振り返りまして、ご出展いただきました各社の皆様のご協力のお陰もあり、大きな事故も無く終了することができましたこと、心より御礼申し上げます。来年度の学会展示に関しましても、より盛況な学会、器械展示となりますよう、展示委員一同、新しい試みの発案や実行に努めてまいる所存でございます。
引き続き、ご支援、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。