眼医器協ニュースVol.85
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経営企画部
金澤 寛子
私たちシードが、コンタクトレンズの研究を開始したのは1951年。以来半世紀以上にわたり、コンタクトレンズの開発で培った技術・信頼をもとに、コンタクトレンズ事業にとどまらず、眼に関するさまざまな商品を世に送り出してまいりました。
今ではコンタクトレンズ事業を中心に、コンタクトレンズケア事業、眼鏡事業のほか、多くの事業を展開しており、その事業のすべてが“「見える」をサポートする”ことにつながっています。
シード鴻巣研究所(埼玉県鴻巣市)で製造されているシードPureシリーズは、これまで培ってきた技術力および研究開発力を活かし、素材開発から生産技術の構築までをすべて自社で行った国産初の使い捨てソフトコンタクトレンズです。徹底した品質管理と検査体制のもとで1枚1枚ていねいに作りあげています。
2011年からスタートした海外展開では、2018年までの7年間で26の国と地域に展開をするまでに成長しました。「世界に通用する『日本のシード』へ」をスローガンに掲げ、“ Made in Nippon”の品質力を武器に、今後コンタクトレンズの需要が高まるであろうASEANをはじめとするアジア地域やヨーロッパなどにも販路を拡大しています。今後も海外展開に積極的に挑戦して行きます。
また、患者さまの快適な視界をサポートするとともに、視覚障がいの方の“見える”もサポートしています。商品の売り上げの一部は、ご購入いただいたお客様からのお気持ちとして、“Pureな愛をありがとうプロジェクト”を通じ、公益財団法人アイメイト協会へ寄付されています。視覚障がいへの理解を促進し、社会的自立を支援するため、啓発活動にも役立てられています。
私たちの社名:シード(SEED)は、英語で「種子」という意味。今後も私たちは、無限の新分野に種をまき、 結実した「成果」を収穫し続けることで、皆さまの「見える」を、より一層サポートしてまいります。