眼医器協ニュースVol.107
国内展示会報告
展示委員会 委員
牧原 康浩
学 会 長 |
横浜市立大学 大学院医学研究科 視覚再生外科学教室 |
学 会 場 | パシフィコ横浜ノース |
展 示 会 場 | 同上 G3+G4 |
学会開催期間 |
2023年11月24日(金)~26日(日) |
展示開催期間 | 2023年11月24日(金)~26日(日) |
出 展 社 数 | 37社 94小間 |
学会登録者数 |
最終登録者数1,682人 |
第62回日本網膜硝子体学会総会 併設器械展示会が11月24日(金)~26日(日)パシフィコ横浜ノースに於いて当学会が初の「港町 横浜」の地で開催されました。
今回は、昨今のコロナ禍も社会的に緩和されている状況を反映し、WEB及びオンデマンド配信がなくなり、リアル開催のみとなりました。
また、3日目の11月26日には「The 3rd Asia Retina Congress」が並行開催され、台湾、韓国から約100人の先生方のご参加がありました。
会場のパシフィコ横浜ノースは、従来のパシフィコ横浜の展示ホール、アネックスホールに隣接し、2020年4月に開業、今回、初めての眼科学会会場で採用しました。会場内部は、無柱、床面カーペットで身体的にも優しく、天井も高く、ゆったりとしたスペースを確保でき、各ブース担当者からも大変好評でした。
また、器械展示に於きましても、国内で新型コロナウィルス感染者が確認されてから約4年が経過し、感染患者数は、大幅に減少していましたが、コロナ禍開催時の健康状態申告書の提出や検温の実施を無くしたことで、臨眼に続いての通常開催となりました。ただし、新型コロナウイルスやインフルエンザの流行等により、ブース説明員等学会参加者のマスク着用は任意とし、混雑時は着用とすることで各出展企業様へお願いいたしました。
今学会参加登録者は、リアル開催のみにもかかわらず1,682人(目標:1,800人)の登録がありました。今学会会場は、1Fフロアのみで開催でき、入り口から学術展示、器械展示会場、その奥に講演会場の第1、第2、第3会場の順で配置されており、先生方の動線も良く、特にランチョン後には多くの先生方が展示会場に来場されている印象でした。
今学会は眼科医療機器協会が実質担当するようになって10年が経過して、出展社数も10年前の30社から37社(昨年34社)に増え、益々の今学会の発展が期待されます。今後も引き続き、各展示企業様のご意見やご助言を広く賜りたいと思います。
最後に、無事に第62回日本網膜硝子体学会総会の併設器械展示を終了できましたこと、ひとえにご出展いただきました各企業のご尽力のおかげと、展示委員一同、深く感謝申し上げます。