眼医器協ニュースVol.104
国内展示会報告
展示委員会 委員長
株式会社KY CenterVue
柳澤 浩一
学 会 長 |
東京大学医学部眼科学教室 |
学 会 場 | 東京国際フォーラム |
展 示 会 場 | 東京国際フォーラム ホールE |
学会開催期間 |
【現地開催】2023年4月6日(木)~4月9日(日) |
展示開催期間 | 2023年4⽉6⽇(⽊)〜 4⽉8⽇(⼟) |
出 展 社 数 | 81社 563小間 |
学会登録者数 |
10,181人(4/9午前時点)(事前登録8,580人 3/27日時点)、 |
第127回日本眼科学会総会は、4月6日より4日間「みるを究める」をテーマに、東京国際フォーラムにて開催されました。
今回は、昨今のコロナ禍も社会的に緩和されている状況を反映し、約3年続きましたWebでのハイブリット開催ではなくリアル開催を主とし、さらにWebの利点も生かしたライブ配信(第1会場のみ)の形態で行われました。学会の登録者数は1万人を超え、日本眼科学会総会での登録者数新記録を達成されました。
また、併設器械展示に於きましても、コロナ禍開催時の健康状態申告書の提出や検温の実施を無くしたことで、展示会場入場時の混雑等も無くなり、スムースな入場が可能となりました。ただ、完全収束ではない為万が一を考慮して、ブース説明員等学会参加者のマスク着用とアルコール消毒は引き続き行うよう、各出展企業様へお願いいたしました。
おかげ様で各出展企業様のご理解をいただき、対応をしていただいたことで大きな問題も無く、併設器械展示を無事終了することが出来ましたこと、学会ご参加の皆様に厚く御礼申し上げます。
3日間の器械展示自体は来場者も多く、コロナ禍以前に戻ってきた感じがいたしました。展示レイアウトもブース間隔を広く取り、密集することなく接客いただけたのではないかと思います。ご来場者の中には、4/6に経産省医療福祉機器産業室から6名、AMEDから1名、翌日7日には厚労省医療機器審査管理課、日本健康増進財団から各2名の器械展示の視察がございました。それだけ眼科医療機器という分野、この業界が注目されている証であると思われますし、よりサスティナブルな発展を期待されていることと推測されます。
毎学会ご来場者に人気の「おもてなし」も、多種にわたりご用意いたしました。東京大学ブランドのクッキー・ゴーフルを始め、三原堂塩せんべい、花月かりんとう、ココリスサンドクッキー、草月黒松、東京ばなな等14種類をご用意いたしました。学会聴講合間のひと時ですが、結構な行列が出来た時間帯もございました。
今回の第127回日本眼科学会総会は、新型コロナが社会的に徐々に緩和された状況下での開催となりました。今後の社会情勢がどう変化するかわかりませんが、収束から終息となりマスク着用や手指消毒など必要としない、併設器械展示になるよう願ってやみません。
これからも展示開催の安全と、展示企業様のより多くの結実となる様、展示委員会一同努力してまいります。
今後ともより一層のご支援、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。