眼医器協ニュースVol.103
国内展示会報告
展示委員会 委員
日本アルコン株式会社
植田 玲子
学 会 長 |
関西医科大学医学部 眼科学教室 |
学 会 場 | ⼤阪国際会議場 |
展 示 会 場 | 同会場 |
学会開催期間 |
【現地開催】2022年 12⽉2⽇(⾦)〜 【オンデマンド配信】2022年12⽉19⽇(⽉)〜2023年1⽉15⽇(⽇) |
展示開催期間 | 2022年12⽉2⽇(⾦)〜12⽉4⽇(⽇) |
出 展 社 数 | 34社 83小間 |
学会登録者数 |
最終登録者数 2,137人(現地延べ来場者 2,645人) |
例年になく暖冬を思わせる気候でしたが12月に入り、急に気温が下がり、新型コロナウイルス第8波とインフルエンザの流行と気になる状況禍で第61回日本網膜硝子体学会総会が12月2日~4日まで大阪国際会議場で開催されました。学会の形式はすっかり定着したハイブリッド形式でLIVE配信は無く、リアルタイムの現地参加、後日オンデマンド配信という形式で1,400人強とかなり多い事前登録者数でした。LIVE配信が無い為、展示会場への来場者が多くなるのではと期待感が膨らむ一方で、昨年の第125回日本眼科学会総会で出展社から新型コロナウイルス陽性者を排出してしまった事が学会は違っても同会場で、同教授が学会長を務められる学会で同じ事を繰り返さない様に心掛け、緊張感のある中で初日を迎えました。(総会長は今回の網膜硝子体学会と同じ髙橋寛二教授)
また、当該学会の規模から大阪国際会議場の全館貸切にはならず、開催会場のフロアー3F、5Fで消毒、検温、健康状態申告書の提出が行われました。
幸いなことに参加者も手慣れた感じでそれぞれ対応していただき、大きな混乱もなくスムーズに学会、展示会が開催できました。
初日のリアル参加者は958人、2日目1,062人、3日目625人(医療関係者のみの数字)と3日間で2,645人となり、登録者数も1,992人(12/4 12:00時点)まで上昇しました。オンデマンド配信が12/19から1/15まで開催されますので最終的には2,000人を超えることは間違いがなさそうです。
参加者がコロナ前に戻っていく兆しがみられる中で、如何に展示会場に足を運んで頂くかという問題は残っています。特に専門学会は先生ご自身の専門領域の学会の為、非常に熱心に聴講されています。
講演や学術展示内容が企業が展示する機器、医療材料が連動していたり、新製品が展示されていたりすると、多くの先生方が製品をご覧に来場されますが、それは毎回、全ての企業に起こることではありません。展示委員会としても、曜日やプログラムスケジュールの関係で、来場者が特に少なくなる時間帯にどのように集客すれば良いか、色々な方法を今後も検討してまいります。
最後にこの度の34社の出展社の皆さまに感謝するとともに、2023年の展示会を活気あるものにするため努力してまいりますので、今後ともご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。