眼医器協ニュースVol.101
国内展示会報告
展示委員会 委員
興和株式会社
桂 幸子
学 会 長 |
東海大学医学部医学科専門診療学系眼科学 |
学 会 場 | パシフィコ横浜 会議センター |
展 示 会 場 | パシフィコ横浜 会議センター(311+312、313+314、315) |
学会開催期間 |
【現地開催】2022年 9月16日(金)~9月18日(日) 【オンデマンド配信】2022年10月3日(月)~10月31日(月) |
展示開催期間 | 2022年9月16日(金)~9月18日(日) |
出 展 社 数 | 32社 50小間 |
学会登録者数 |
1,393人(事前登録1,207人)、現地来場者 1,193人(9/18日時点) |
第33回日本緑内障学会が9月16日(金)~18日(日)にパシフィコ横浜にて開催されました。規制のない開催は3年ぶりとなります。開催形式は現地開催とオンデマンド配信を取り入れたハイブリッド型でしたが、一般講演など一部の発表は現地開催のみとなり、現地の方に重きが置かれていました。そのため、実際に来場された先生方は想定よりも多く、久しぶりに併設器械展示会場も賑わいが戻ってきたと感じられる開催3日間でした。来場者数は1,193人と現地開催最終日までの登録者数1,393人とほぼ同数であったことが、規制緩和による来場のしやすさを表しているかと思います。
学会器械展示に於ける感染対策は昨年同様徹底し、ブース説明員等学会参加者の入場を、新型コロナワクチン3回接種済の方、または来場される日(搬入日を含み)から遡り、72時間以内のPCR検査もしくは抗原検査で陰性確認された方に制限しました。ブース説明員には協会指定の「健康状態申告書」を毎日提出していただきました。また、各出展企業様へ「感染対策マニュアル」を作成配布し、感染対策の徹底、遵守をお願いいたしました。そして、各出展企業様のご理解をいただき、感染対策をしていただいたことで、大きな問題もなく併設器械展示を無事終了することが出来ました。ご参加いただきました各出展企業の皆様、厚く御礼申し上げます。
器械展示は、受付やe-poster会場、4つの講演会場と同じフロアにある3つの会議室に分散して開催されました。通常の展示ホールと勝手が違ったかと思いますが、講演会場と接した場所であり、天候に関係なく数メートル歩けば展示会場となるため、多くの先生方が足を運びやすかったかと思います。最終日は台風接近による悪天候のため、講演後すぐに帰路につかれる先生方も多く、展示会場に寄っていただける来場者が少なくなってしまいました。搬出入につきましては、時間指定による時差式とし、問題なく順調に行えたかと思います。ご協力いただきありがとうございました。
展示開催中に用意しました「おもてなし」は朝食用のポンバドールのパン、また、馬蹄パイ、湘南グリーンレモンソフトクッキー、ハーバーダブルマロン、ハーバーショコラクルミ、横浜フランセミルフィーユ、横浜かをり レーズンサンド、横浜にじいろラスク、と横浜らしいおしゃれなものを取り揃え、コーヒーブレイクのお供として先生方には非常に人気でした。
今回の第33回日本緑内障学会併設器械展示は、コロナ禍での3回目の学会となり、ワクチン接種など規制緩和となる環境も整いつつある中、現地に来場される先生方がとても多い印象を受けました。まだまだ油断はできませんが、併設器械展示に於きましては、この経験を一つの指針として、「withコロナ」における展示開催の安全と各展示企業様のより多くの結実となる様、展示委員会一同努力してまいる所存です。
展示企業様には入場可能人数・対象者の制限等、感染対策マニュアルを実行していただき、無事に緑内障学会の併設機器展示を終了することができました。改めて厚く御礼申し上げます。
今後ともより一層のご支援、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。