眼医器協ニュースVol.94
国内展示会報告
展示委員会 委員
日本アルコン(株)
植田 玲子
学 会 長 |
東京大学大学院医学系研究科 外科学専攻感覚・運動機能医学講座 眼科学 |
学 会 場 | 国立京都国際会館 |
展 示 会 場 | 同上「さくら」 |
学会開催期間 |
【現地、ライブ配信】2021年9月10日(金)~9月12日(日) 【オンデマンド配信】2021年10月1日(金)~10月30日(日) |
展示開催期間 | 2021年9月10日(金)~9月12日(日) |
出 展 社 数 | 33社 63小間 |
学会登録者数 |
現地、Live参加登録 1,586名 (リアル参加者数:312名) |
第32回日本緑内障学会併設器械展示会が、9月10日(金)~12日(日)、国立京都国際会館『さくら』に於いて開催されました。期間中は、京都府を含む19都道府県において緊急事態宣言、8県においてまん延防止等重点措置が発令されていました。これまでの学会と同様、入口での自動検温、手指消毒、健康チェック等の実施に加え、企業からの参加者については、ワクチン接種の有無や学会参加前72時間中の陰性の確認等、さらに徹底した感染防止対策が講じられました。また、各企業の展示ブースにおいては、当日の説明要員数の制限遵守、ソーシャルディスタンスの保持、こまめな機器消毒などに細心の注意を払っていただきました。また、各企業の展示ブースにおいては、当日の説明要員数の制限遵守、ソーシャルディスタンスの保持、こまめな機器消毒など、感染防止対策に細心の注意を払っていただきました。
今回の緑内障学会は、現地参加とオンライン参加によるハイブリッド形式で開催され、学会登録者数は前回より多く、1,500名を超えていましたが、学会場に直接足を運ばれた先生方は、当初の予想よりは多かったものの300名余りでした。こうした厳しい状況にご配慮いただき、学会長である相原一先生より、「学会に参加されている先生方においては、是非企業展示にも足を運んでいただきたい」とのメールによるメッセージが、参加登録者全員に毎朝配信されました。
器械展示場『さくら』は、メインホールに隣接した場所に位置し、呼びかけをしていただいた効果もあってか、特にメインセッション終了後など、器械展示場に足を運んでいただく先生方も増え始めました。また、スタンプラリー(「一保堂」のティーバッグセット)を実施していたため、先生方は各企業のブースに立ち寄ってスタンプを押してもらうことをきっかけに企業担当者と話をされたり、「阿闍梨餅」をはじめとする京都の定番銘菓や京都限定のお菓子、「SIZUYA」の各種パン等(意外にも京都はパンの消費量が全国一番です)を楽しまれていました。
コロナ新規感染者が各地で急増し、医療現場がひっ迫していた中での開催であったため、緊張の抜けない3日間でしたが、無事に併設器械展示を終了できましたこと、ひとえにご出展いただきました各社の皆様のおかげと、展示委員一同、深く感謝申し上げます。今後多くの学会がハイブリッド形式で開催されることも予想されます。こうした“ニューノーマル”下での器械展示を、より充実したものにするため、各企業の皆様からも広くご意見やご助言を賜りつつ、創意工夫を重ねていくことが必要かと存じます。是非忌憚のないご意見、ご要望をいただきたく、今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。