財務報告

 本年度は学会運営も急速にコロナ以前の状況に戻り、協会主催の4学会の展示も一部ハイブリッドとはなったものの、完全に通常通りの開催となりました。収益面については、予算において展示収入を184,289千円としておりましたが、まだ最盛期の展示数を確保する事は出来ませんでした。しかし緑内障学会以降の展示料の値上げもあり、182,923千円と対予算99%を確保する事が出来ました。

 収益面においては、展示にかかわる費用の削減があり、最終的には対予算8,000千円の減少となりました。その他、AMED予算の獲得による費用の削減効果もあり、当期純利益は9,460千円となりました。

 今年度の展示会事業については、会場費の値上げが見込まれることによる負担増、施工にかかわる資材費や人件費の値上げ等も見込まれる事から、厳しい状況が続くと思われます、引き続きご協力をいただけますようお願い申し上げます。

損益計算書

(単位千円)

収入の部 2023実績 2022実績
入会金・年会費収入 30,840 30,340
収益事業収入 191,048 163,071
雑収入・その他の収入 10,283 6,815
収入合計 232,171 200,226
     
支出の部 2023実績 2022実績
収益事業関係費 109,498 93,298
労務関係費 51,325 49,937
企画調査関係費 2,200 2,200
事務管理費 19,417 17,882
総会慶弔関係費 4,782 3,747
事務所管理費 20,736 19,568
その他の支出 14,689 7,032
支出合計 222,647 193,664
法人税等 64 70
当期利益 9,460 6,492

 

貸借対照表

(単位千円)

資産の部 2023実績 2022実績
流動資産 219,910 213,783
(現金及び預金) 216,530 212,036
固定資産合計 16,036 14,715
資産の部合計 235,946 228,498
     
負債の部 2023実績 2022実績
流動負債合計 5,835 8,873
固定負債合計 3,144 2,120
(入会積立金)    
負債合計 8,979 10,993
     
純資産の部 2023実績 2022実績
入会積立金 56,700 56,700
会費積立金 29,040 29,040
正味財産 141,227 142,758
純資産合計 226,967 217,505
     
負債・純資産合計 235,946 228,498

特記事項

(単位千円)

寄付及び共済事業費

 啓発事業費 5,750 6,250