財務報告

 本年度は新型コロナウィルスによる影響も一段落となり、協会主催の4学会の展示もハイブリッドとはなったものの、通常通りの開催となりました。特に秋の緑内障学会以降の3学会については、実際に会場に来られる先生方の人数も、平常の状況を取り戻した感があります。収益面については、予算において展示収入を166,329千円としておりましたが、会員各社のコロナによる縮小傾向から154,358千円、対予算93%にとどまりました。
収益面においては、展示にかかわる費用の削減があり、最終的には対予算6,000千円の減少となりました。その他、AMED予算の獲得による費用の削減効果もあり、当期純利益は6,492千円となりました。

 今年度の展示会事業については、日本眼科学会、臨床眼科学会の東京国際フォーラム開催による会場費の負担増、施工にかかわる資材費や人件費、会場費の値上げ等も見込まれる事から、厳しい状況が続きと思われます、引き続きご協力をいただけますようお願い申し上げます。

損益計算書

(単位千円)

収入の部 2022決算 2021決算
入会金・年会費収入 30,340 31,164
収益事業収入 163,071 178,465
雑収入・その他の収入 6,815 1,843
収入合計 200,226 211,472
     
支出の部 2022決算 2021決算
収益事業関係費 93,298 90,686
労務関係費 49,937 52,789
企画調査関係費 2,200 3,960
事務管理費 17,882 16,974
総会慶弔関係費 3,747 1,739
事務所管理費 19,568 19,672
その他の支出 7,032 6,682
支出合計 193,664 192,502
法人税等 70 70
当期利益 6,492 18,900

 

貸借対照表

(単位千円)

資産の部 2022決算 2021決算
流動資産 213,783 212,651
(現金及び預金) 212,036 211,256
固定資産合計 14,715 15,153
資産の部合計 228,498 227,804
     
負債の部 2022決算 2021決算
流動負債合計 8,873 13,702
固定負債合計 2,120 3,130
(入会積立金)    
負債合計 10,993 16,832
     
純資産の部 2022決算 2021決算
入会積立金 56,700 56,700
会費積立金 29,040 29,040
正味財産 142,758 125,232
純資産合計 217,505 210,972
     
負債・純資産合計 228,498 227,804

特記事項

(単位千円)

寄付及び共済事業費

 啓発事業費 6,250 6,500