第2回(2021年)眼科MDIR講習会・認定試験 ~Web方式の認定試験を受験してみて~

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カールツァイスメディッテック株式会社
オフサルミックシステムズ
セールスチーフ福岡営業所
米田 みどり

 

 私は、眼科医療機器業界に入って13年目の中堅営業員です。一昨年に新設された眼科MDIRの資格を今年無事に取得致しました。

 認定試験を受けるに際してWebの専用サイトを開くと、思った以上のボリュームの動画やプレゼン資料を前に茫然自失。これは営業業務の合間に勉強するのは無理では、と思いながらも何とか本試験までに学習を進めました。進めていくと、自分で思っていたよりも販売機器やそれに関する眼疾患などの知識や情報が自分の中で積み重なっていることを認識することができ、営業活動を続けていく上で少し自信が持てたように思います。

 また、医療機器や眼疾患だけではなく、公正競争規約やプロモーションコード等について、或いは薬剤、医療保険制度に関する事など、眼科市場全般の概要も併せて知ることができたことも有用と思いました。

 医療機器の進化はとても速く、医療従事者の方々へその情報をいち早く、正確にお伝えしていく事が私たちの職務の一つです。今後も資格取得をゴールとせず、継続的に勉強を続けていきながら、日々の営業活動に活かしていきたいと思います。

株式会社 日本眼科医療センター
郡山営業所 営業
小柳 雄一

 

 私自身、眼科業界に携わり約15年、その間に「医療機器修理業専門責任技術者」、「公取協認定インストラクター」等を受講と認定を受けつつ、日々の営業活動の中で医療機器等の情報提供、機器の安全管理に対する啓蒙、コンプライアンスを遵守した活動に努めてきました。

 求められている環境やルールにも変化がある中、コロナ禍において、学会等での情報収集等も覚束ない状況もあり、自身の意識の中でも何かにチャレンジを求めていた所で今回の「眼科MDIR」を受講するきっかけとなりました。

 今回はE-ラーニング形式との事で自分のスケジュールを調整した上で受講が出来ると感じ臨みましたが、様々なカリキュラムの中でも、すんなり耳に入る内容、(瞼が)重たい意識になる内容、以前の認定時に学んだ内容の再確認等、改めてコンプライアンスの重要性や正しい情報提供での機器管理等を改めて学ぶきっかけとなりました。

 眼科業界の知識と医療業界の観点とカリキュラムは多岐でしたが、大変に有意義で且つ
必要な知識が学べる講習と感じました。

 医療機器情報提供者として正しい知識、適正な医療機器の取扱いを医師、医療従事者の方々にお伝えするとともに、社内においてのコンプライアンス遵守にも繋がるよう尽力したいと思います。

HOYA株式会社メディカル事業部
中澤 真理子

 

 第2回眼科MDIR認定試験を受験し、2021年7月に眼科MDIRとして認定を受けました。継続的な社内のコンプライアンス研修のおかげで、改まって受験の心構えをすることなく、知識を深められる機会として受験することができたこと感謝しております。

 今回から新方式が採用され、オンデマンド方式による講義ビデオ視聴となり、約2か月間に亘り視聴可能となりました。従前のとおり講師の先生方から直接受講したいという気持ちは大きいのですが、新方式により自分の都合に合わせ、かつ理解が難しい箇所は時間をかけて視聴することができたため、個人的にはとても助かりました。

 また、認定試験も新方式となるオンライン方式が採用されました。事前に接続テストを実施し、Web環境に問題ないことは確認していましたが、試験終了まで不具合が起きないことを祈り続けたため、無事に回答を提出できた際は安堵しました。

 今回の眼科MDIR認定試験の受験を通して、適正な事業活動を行うためには、企業単位だけではなく、業界全体で遵守することの重要性を強く感じました。

 今後は、社内からの問い合わせにも迅速に対応できるよう、最新の規約等について継続的に学び、適正な事業活動が行えるよう努めて参ります。

株式会社 JFCセールスプラン名古屋営業所
杉浦 雄介

 

 私は2021年度に医薬品医療情報担当者 眼科MDIR(Medical Device Information Representative)認定試験を受験しました

 当初、眼科MDIR制度自体、設立間もない事もあり、あまり制度の主旨目的なども分からず、受験するつもりもありませんでしたが、会社の勧めもあり少し調べてみました。

 眼科医療器械は、検査機器、治療機器、訓練機器など多種多様であり、それらの機器を安全に正しく医療関係者の方々に使用していただくために、情報提供を行う医療機器情報担当者を育成する目的とありました。

 まさに自社の製品特性を正しく情報提供し、安全に使用していただき、機器の性能を最大限に活用頂き、少しでも診察治療の助けになる様、日常行っている業務と同じだと思いました。
求められる知識範囲も広く、迷いましたが現在の自分の知識を試してみたいと思い受験しました。
時世もあり、今回はWeb講習で長時間の講演を受講しましたが、とても分かりやすく
幸か不幸か、勉強する時間にも余裕があったので、何とか合格をすることができました。

 今後は、認定合格者として正しい知識で、より良い情報を医療関係者や社員への提供を心掛け、日々進化していく医療機器へ対応するために、知識のアップデートを忘れないように精進していきたいと思います。