アニュアルレポート2024配信に向けて
日本眼科学会AIプロジェクトの現状と今後
現代社会のあらゆる分野にデジタルトランスフォーメーション(DX)の波が押し寄せていますが、医療ももちろん例外ではありません。しかし、DX白書2023(独立行政法人情報処理推進機構)によると、医療・福祉分野のDX化はまだ不十分で、他の産業より大きく遅れているとされます。カルテ・問診票・処方箋・物品購入手続きなど紙ベースのアナログ業務が多く残り、業務効率の改善を阻んでいるのです。
職域眼科検診の大切さについて
眼科検診を職場で採用されている場合、まだまだ多くが労働衛生基準法に定められた視力検査をすればよいと考えられている。それがどれだけ多くの人に、間違った安心を与えているのかはどこまで理解されているのだろうか?今日も、外来に、「メガネが合わなくて」と訴えて来院された方で、進行した緑内障の患者さんがあった。すでに視覚障害2級レベルであったが矯正視力はどちらの眼も(1.5)であった。こうした患者さんには、今まで嫌というほど会ってきている。そしてそのたびに、無力感にさいなまれる。まだ伝わっていないと。
CONTENTS
アニュアルレポート2024配信に向けて | 一般社団法人 日本眼科医療機器協会 会長 小澤 素生 |
日本眼科学会AIプロジェクトの現状と今後 | 筑波大学医学医療系眼科 教授 公益財団法人 日本眼科学会 理事長 大鹿 哲郎 先生 |
職域眼科検診の大切さについて | たじみ岩瀬眼科 院長 岩瀬 愛子 先生 |
2024年活動方針 | |
2023年の併設器械展示会を振り返って | 一般社団法人 日本眼科医療機器協会 展示委員会 委員長 栁澤 浩一 |
眼科医療機器生産販売データ | |
財務報告 |